オフィスドアのリフォーム費用はどれくらい？費用の目安を徹底解説！

オフィスのドアをリフォームする場合、一体どれくらいの費用がかかるのか、よく分からないですよね。
オフィスドアをリフォームする際の見積もりは、ドアの種類やリフォーム内容によって本体価格と施工費用が変わってきます。
普通のフラッシュタイプのドアから、スタイリッシュなガラスドアに変えたり、セキュリティーの高いドアに変えたいなど要望はさまざまです。
オフィスの玄関ドアはその企業の顔ともいえる場所なので、企業イメージに合ったドアにすることが大切です。
オフィス内のドアもその部屋の意味を表す印象付けになるので、部屋の用途に合わせることも必要でしょう。
オフィスドアの価格や工事内容による施工費用の相場も含めて徹底解説いたします。

オフィスドアをリフォームする要望

オフィスのドアをリフォームするには、理由がありそれぞれ異なった要望があります。
どのような要望があるのか解説します。

デザインを一新してイメージを変えたい

現状のドアでは、今ひとつ企業イメージに合わなかったり老朽化してきたので気分を変えるために交換したいなどの理由が多くあります。

中が見えるように透明のガラスの入ったドアに取り替えたい

フラッシュドアなどのガラスがないドアは、閉鎖的でオープンな感じがありません。
光も取り入れて明るくしたい、中が見えることで訪れた人が入りやすい雰囲気にしたいなどの理由でオフィスドアを変える人が多くいます。

小窓のついたドアに取り替えたい

ドアから様子が伺える程度の透明ガラスが欲しい部屋にしたい場合が多いです。
ドアを変えるだけでオフィスの印象が変わります。

好みの色に変えたい

スチール框のドアであれば塗装することも可能なので、コーポレートカラーの色に変えることや好みの色に変えたりできます。
オフィスドアの素材やタイプも変えたいのであれば、新しいドアへ交換できます。

防犯ガラスのドアに取り替えたい

オフィスには重要な資料や個人情報が溢れています。
ガラスを破られて侵入されないように、防犯ガラスのドアでセキュリティーを上げることができます。
ドアによっては防犯ガラスに交換することも可能です。

防火ドアで交換は不可能だが内側に中が見えるドアを付けたい

防火扉が設置されている場合は、そのドアを交換することはできません。
内側にガラスのドアをつけることで明るく入りやすい雰囲気にします。

ドアハンドルを交換したい

現状のドアハンドルが使いづらかったり、デザインが気に入らない場合はドアのタイプにもよりますが、ドアハンドルだけ交換することも可能です。

簡単に現状復帰できるようなドアに変えたい

オフィスが賃貸の場合は、退出時に現状復帰しなくてはなりません。
オフィスの転居が多い企業にとっては、簡単に現状復帰できるドアは便利です。

オートロックを設置したい、オートロック対応のドアに取り替えたい

セキュリティー対策やスタッフの入退出管理などが可能なシステムにすることができます。
現状のドアに設置も可能で、オートロック機能を備えたドアの交換もできます。

自動ドアに替えたい

費用はかかりますが、人の出入りが多いオフィスや荷物の多い場合は便利です。
何よりスムーズに出入りができて、来社される人にも好印象を与えます。

オフィスドアのリフォーム費用

オフィスドアをリフォームする要望はそれぞれですが、要望に応じた費用の目安を見ていきましょう。
フラッシュタイプのドアから、中が見えるタイプのガラス入りドアに交換することが多くなっています。
その取り替え工事費用の目安を中心に解説します。

ドアタイプによる費用目安

オフィスドアのタイプにもさまざまな種類があり、開き方や大きさによっても価格は変わります。
ドアのタイプ別に解説します。

片開きドア

最も開口が小さく、一般的でよく採用されるオフィスドアのタイプです。
小さな店舗や学習塾などあらゆるところでよく採用されています。

親子ドア

片開きより開口が広く、片開きのドアと幅の狭いFIXドアとの組合わせたドアです。
FIXドアの方は、通常は開けることがなく大きな機材や荷物を出し入れする場合に開けると開口が広くなり利便性があります。
住宅の玄関ドアにもよく見かけるドアのタイプです。

両開きドア

最も開口が広く、同じサイズのドアが2枚あり両方に開くタイプです。
両方に同じだけ開くので、この3タイプの中では最も広い開口です。

ドアのタイプ別取り替え工事費用相場

素材別費用目安

オフィスドアは、ガラス入りが多いのですがドアの框の素材によっても費用が変わってきます。
代表的なドアの框を素材別に紹介します。

スチール製ドア

スチール製ドア取り替え工事費用相場（製品代込み）

アルミ製ドア

アルミ製ドア取り替え工事費用相場（製品代込み）

ステンレス製ドア

ステンレス製ドア取り替え工事費用相場（製品代込み）

自動ドア費用目安

オフィスでは、自動ドアがあらゆるところで採用されています。
既存のドアが自動ドアで無い場合でも、後付けで取り付けることが可能です。
例えば、大きな手動式の扉タイプのドアを設置していた建造物の場合でも、後に自動ドアへと変更することもでき、環境に合わせたデザインのものを選択することができます。
自動ドアにもさまざまな種類があり、引き戸、円形の引き戸、防火ドア、開口が通常の引き戸より1.3倍や2倍に広がる多重引き戸などがあり、タイプによって価格もさまざまです。
おおよその目安の費用を解説します。

自動ドアタイプ別設置費用相場

一般的な自動ドアの設置費用の相場は、70万円〜200万円が相場で、設置場所の条件等により見積もりは変動します。

防火扉の費用相場

防火用扉や防煙用扉など災害時に必要なスチール製の扉は、通常の片開きタイプのドアであれば約10万円からあり、重量ドアで階段に使用する幅3m前後のサイズで50万円程度です。

ガラス交換費用

ガラスが割れて新しいガラスに交換する場合や、網入りや耐熱強化ガラスなどの防火ガラスに交換する場合の費用相場です。

ガラスタイプ別交換費用相場（横180cm×縦210cm）

オフィスドアスチール枠と框の塗装費用

オフィスドアのスチール枠と框の色を変えたい場合、塗装することが可能です。
下塗りで錆止めを塗り、シリコン塗料やフッ素塗料で中塗り上塗りを行います。
塗装費用の相場は、ドアの形式やグレードによりますが約3万円〜10万円程度です。
また、アルミ素材も塗装することはできますが、剥離する可能性があるのでおすすめはできません。
塗装の他に色を変える方法として、ダイノックシートを貼る方法もあります。
ダイノックシートとは、住友３M社の商品名ですが、硬質塩ビタックシートで粘着剤付きの印刷された化粧フィルムのことをいいます。
費用の相場は、ドア片面で約17,000円〜程度です。
住宅では浴室の壁面やクローゼットの扉、室内建具やキッチンの面材まで対応できる優秀な材料です。

オフィスドア取り替え工事費用参考例

オフィスドアを取り替える際に、よく使用される組み合わせを例におおよその費用を表にしました。

オフィスドア取り替え工事（製品込み）参考価格例

オフィスドアのリフォーム時にスマートロックを設置する

オフィスでのスマートロックは、入退室の管理や施錠忘れの防止だけでなく、共有の鍵の受け渡しの効率化や勤怠の記録管理にも役立つサービスです。
スマートロックとは、従来型の錠に電気通信設備を搭載し、スマートフォンやカードでドアの開閉ができるシステムです。
外部からの不正な侵入を防ぎ情報の漏洩を防ぐことが可能です。
また、スタッフの勤怠管理ができるメリットもあり出社と退社の時間を記録することもできます。
月額の費用はかかりますが、スマートロックを導入している企業は多く、オフィスドアのリフォームの際には、一緒に検討することをおすすめします。

まとめ

オフィスドアのリフォームの費用について解説してきました。
ドアをリフォームする目的はさまざまですが、企業イメージに関わる大切な部分でもあります。
リフォームする際は、それぞれのオフィスの条件が違いますが、費用相場を参考にして業者に見積もりを依頼しましょう。