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コインランドリーの内装工事を解説!開業費用と収支計画も丸わかり!

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この記事ではコインランドリーの内装工事収支計画について徹底解説いたします。

「コインランドリー投資を始めたいけど開業費用はどれくらいだろう・・?」

「コインランドリー投資で利益を得るには何年くらいかかるんだろう・・?」

この記事ではそんな疑問にお答えします。

サラリーマンの副業ランキングでも上位に入るコインランドリー投資。
実は失敗する方も多い投資ですので、開業費用、開業後の収支計画をしっかりと把握し、健全な運営で安定した収入を得られるコインランドリーを実現しましょう。

目次
・コインランドリーの内装工事費用
・コインランドリーの開業費用
・コインランドリーの内装デザインのポイント
・コインランドリーの物件選びのポイント
・コインランドリーの施工業者の選び方
・コインランドリーを成功させるためのポイント
・コインランドリーの開業における資金の調達方法は?
・まとめ

コインランドリーの内装工事費用


コインランドリーの内装工事に必要な費用について解説いたします。
コインランドリーの内装工事の費用は、以下の金額が一般的です。

・小型店舗 : 700万円程度
・大型店舗 : 800万円程度

項目としては、内装、電気配線、給排水設備、空調設備、サイン(看板など)です。

オーナーに特別なこだわりがない限りはデザインに凝る必要はなく、間仕切り壁もほぼないので、内装にはあまり費用はかかりません。
電気工事、給排水設備工事が大きな割合を占めることとなります。

コインランドリーは規模が大きくなっても間仕切り壁が増えるわけではないので、内装工事費用は小型店舗、大型店舗に関わらずほぼ同じ金額となります。

コインランドリーの開業費用

ここではコインランドリーの開業費用について解説いたします。
ここで解説する開業費用を数年かけて取り戻して初めて利益を得ることができます。
必要な費用をしっかりと見極め、必要最小限の開業費用で事業を始められるようにしましょう。

小型店舗(10~20坪)

10~20坪程度の規模の店舗をコインランドリーでは小型店舗と分類します。
ビルの1階のテナント利用などが該当し、東京都23区内で多いのが、小型店舗です。

小型店舗の開業費用は2,000万円程度となります。
内訳を見ていきましょう。

小型店舗の設置機器は以下のようなものが一般的です。
・洗濯機 : 3~4台
・乾燥機 : 7~8台

以上の機器費用が1,300万円程度となります。
最近では洗濯機ではなく、洗濯乾燥機を採用することも多く、その場合は1,500万円程度です。

内装工事費用が700万円程度なので、内装工事費用と機器費用を合わせて、開業費用としては2,000万円程度+α(機器の性能による)となります。

大型店舗

50坪程度の規模の店舗をコインランドリーの大型店舗と分類します。
地方の駐車場付きのコンビニが大型店舗と同じくらいの広さです。

大型店舗の開業費用は3,000万円程度となります。
こちらについても内訳を見ていきましょう。

大型店舗の設置機器は以下のようなものが一般的です。
・洗濯機   : 3~4台
・洗濯乾燥機 : 3~4台
・乾燥機   : 10~11台

以上の機器費用が2,200万円程度となります。

内装工事費用が800万円程度なので、開業費用としては3,000万円程度となります。

店舗が広いのでもっと機器を設置することも可能です。
1台当たり150万円程度としてイニシャルコストと地域の需要による収支を計算し、適切な台数を設置しましょう。

ただし、広いからと言って必要以上に機器を設置する必要はありません。
洗濯や乾燥の待ち時間を快適に過ごせるスペースを用意することで他店との差別化を図り、集客に繋げることもできます。
需要に合わせてバランスよく計画することが大切です。

プレハブ店舗

大型店舗相当のプレハブ店舗の開業費用は3,500万円程度となります。

プレハブ店舗とは、テナントを借りるのではなく、所有している土地にプレハブで簡易的に建物を用意してコインランドリーを営業する店舗のことを言います。

具体的な事例としては、地方の駐車場付きのコンビニやスーパーマーケットで駐車場のスペースが余っている場合に、プレハブを設置してコインランドリーを営業するケースです。
規模はスペースの広さに合わせて小型から大型まで対応可能です。

費用の内訳を見ていきましょう。

洗濯乾燥機器としては大型店舗と同等とし、機器費用は2,200万円程度を想定します。

次に建築工事関連の費用です。
プレハブを設置する場合は、基礎工事を行う必要があります。
また、建物を設置することを法的に認めてもらうための確認申請という建築的な手続きが必要です。
確認申請、基礎、電気配線、給排水設備、プレハブ本体など、建築関係の費用が1,300万円程度となります。

建築関係の費用と機器費用により、開業費用は3,500万円程度となります。

コインランドリーの内装デザインのポイント

ここでは、コインランドリーの内装デザインのポイントを解説いたします。
コインランドリーはオーナーのこだわりがない限りはデザインに凝る必要は基本的にはありません。

ポイントとしては『清潔感を与えること』『快適に過ごせる空間を作ること』になります。

内装

内装には天井・壁・床などが含まれます。
コインランドリーは衣類などをきれいにすることが目的なので、清潔感を与えることが大切です。

床材は土足利用とするか、土足禁止とするかで変わりますが、共通して、埃が目立たず、清掃しやすい素材を選定するのがポイントとなります。

コインランドリーは布団などの埃が多く付着しているものも持ち込まれるため、埃がとても溜まりやすいのが特徴です。
埃が目について印象が悪くならないように注意しましょう。

土足利用を想定する場合は土足対応のクッションフロアや、セラミックタイルがオススメです。
どちらも耐久性が高く、メンテナンス性にも優れた材質となります。

今まではコインランドリーと言えば土足利用が一般的でしたが、他店との差別化を図るため、より清潔な印象を与える土足禁止のコインランドリーが増えています。

布団のような大きいものを扱う場合は地面についても気にしない土足禁止の店舗の方が安心して利用できますよね。
土足よりも待ち時間を快適に過ごせるというのもメリットです。

室内履き利用を想定する場合、フロアタイルクッションフロアが清掃もしやすくオススメです。
最近はデザイン性の高いフロアタイルやクッションフロアも多いので、空間の雰囲気に合わせて天井、壁とともに清潔感を与えられるようにデザインしましょう。

照明

照明は経費を抑えつつ清潔感を与えるようにデザインするのがポイントです。

コインランドリーで収益を上げるためには、ランニングコストを抑えることが重要となります。
また、照明は空間の印象を決める大切な要素であり、照明による印象操作が清潔感を与える上で大きなな役割を果たします。

色合いは電球色よりも、白色の方が清潔な印象を与えやすいので、基本的には白色がオススメです。
待ち時間を落ち着いた空間で過ごせるように、などの考えのもと、電球色を選択するケースもあります。

照明器具としては取り換えの手間やランニングコストに配慮し、LED照明とするとよいでしょう。
ライティングレールにスポットライトを設置し、洗濯機や乾燥機にピンポイントで照明を当てているケースもあります。
洗濯機の前で作業しているときに、洗濯物に明るい光が当たることで、洗濯物がきれいになっている印象を強める効果が期待できます。

以上のように、ランニングコスト、照明効果を十分に考慮し、清潔感を与える照明計画としましょう。

空調

空調はランニングコストを抑えつつ、作業時間や待ち時間を快適に過ごせるように計画することが重要です。

空調もランニングコストに影響を与えるので、過度な空調設備によりランニングコストが高くなりすぎないようにする必要があります。

一方で、暑すぎる、寒すぎるなど、快適に作業ができない、待ち時間を過ごせないような空間になってしまうと、他店に顧客が流出する事態となってしまいます。

コインランドリーで収益を上げるにはリピーターの獲得が必須なので、節電による空調の不備で顧客が離れることのないように計画をしましょう。

小型店舗の場合は家庭用エアコンで対応しているケースも多いです。
大型店舗の場合は業務用の天井カセット型と言われる空調設備の採用が一般的です。

いずれにしても必要な性能を発揮できる機器の中で、ランニングコストのかからない機器を選定することが重要となります。

 

『内装広場』はコインランドリーの実績を多く持っており、コインランドリーの開業費用、ランニングコストに配慮した上で、リピーター獲得に繋がる快適な空間を実現することをサポートいたします。

無料相談からお気軽にお声かけください。

コインランドリーの物件選びのポイント

ここではコインランドリーの物件選びのポイントを解説いたします。
最も重要なのは立地条件なので、優れた立地条件の物件の中からスケルトン物件や居抜き物件を選択することとなります。

スケルトン物件よりも居抜き物件の方がイニシャルコストを抑えられるので有利ですが、居抜き物件にこだわりすぎて立地条件が悪くならないように注意しましょう。

集客を見込める立地にコインランドリーを設置することが最も重要です。

立地

まずはコインランドリーに向いている立地について解説いたします。

コインランドリーに向いている立地は、視認性が高く駐車しやすい立地です。
加えて、スーパーマーケットに近い位置子持ち家庭の多い住宅地内などの好条件が重なると、より好ましい立地となります。

視認性の高い立地がコインランドリーに向いている理由は、普段の生活でコインランドリーの看板を何度も目にしていると、いざコインランドリーを利用しようと思い立ったときに候補の上位に挙がりやすくなるからです。

この現象はザイオンス効果(単純接触効果)という心理的効果に裏付けされており、人は同じものに繰り返し接触することで、好印象を抱きやすくなります。

コインランドリーの前を通る度に看板を見ることでザイオンス効果が発揮され、それだけで好印象を与えることができます。

駐車しやすい立地が優れている理由は、大量の衣類や布団などを持ち運ぶときには車で来店する利用客が多いからです。
せっかく洗った布団を車まで運んでいる間に地面に引きずってしまったりしたら嫌ですよね・・
コインランドリーは駐車場に隣接させ、持ち運びの負担を軽減しましょう。

スーパーマーケットでの食品の調達は各家庭の毎週のルーティンとなっているケースが多く、コインランドリーがスーパーマーケットに隣接していると、ルーティンに組み込まれ、リピーターを獲得できる可能性が高くなります。

また、子持ち家庭は布団の量が多く、砂交じりの洗濯物も多いため、コインランドリーを習慣的に利用する家庭が多いです。
リピーター獲得のチャンスとなるため、子持ち家庭の多い住宅地内も優れた立地となります。

視認性の高い立地に目立つ看板を設置、駐車場に隣接、できればスーパーマーケットや子持ち家庭の住宅地付近、ポイントを押さえた立地選びで新規顧客・リピーターの獲得を目指しましょう。

スケルトン物件

スケルトン物件とは、内装が全て撤去された状態で賃貸に出されている物件を言います。
仕上げの床や壁が取り払われており、コンクリートの床や、鉄骨が剥き出しの状態になった空間のイメージです。

コインランドリーの場合は間仕切り壁がほぼ必要ないので、スケルトン物件に電気工事、給排水設備工事を施し、床を設置、天井・壁・天井を仕上げ、照明器具と空調設備を取り付ければ、洗濯機などを運び込める状態となります。

居抜き物件

居抜き物件とは、テナントの前の使用者が使っていた仕上げの床や壁、家具などを撤去せずに、丸ごと売却・賃貸に出されている物件です。
一部の工事を省略できるため、費用を削減できます。

コインランドリーの場合は電気配線、給排水設備をそのまま利用することができれば、イニシャルコストの削減に繋がります。

コインランドリーで一番多いのは、コンビニの居抜き物件を利用するケースです。

都内で小型のコンビニをコインランドリーの小型店舗にする場合や、地方の駐車場付きのコンビニを駐車場ごと利用し、大型店舗とする場合があります。
コンビニの立地条件はコインランドリーの立地の好条件を満たしていることが多く、広さもコインランドリーにぴったりです。

コンビニは空調設備も有しているので、空調設備もそのまま使用し、経費の削減に繋げられる可能性があります。

優れた立地に居抜き物件を見つけることができれば、イニシャルコストを削減し、早い段階で利益を得ることができます。

コインランドリーの施工業者を選び方


コインランドリーは人気の投資・副業なので、内装工事を請け負っている施工業者も数多く存在します。
その中からクオリティ・コストパフォーマンスとも高い施工業者を判別するのが重要です。

ここでは優れた施工業者を見つけ出すためのポイントを紹介いたします。

実績

一番分かりやすく、信頼性の高いポイントが「実績」です。

実績とは、施工事例や、利用者のレビューのことを言います。

施工事例を見るとその業者がコインランドリーの経験を多く持っているかが分かります。
経験が多ければノウハウを蓄積し、低価格で施工できる業者である可能性が高いです。

施工業者によって得意な分野や、苦手な分野があります。
コインランドリーは内装工事の項目が限られているので、複雑な内装工事よりもシンプルな内装工事を低価格で請け負うことのできる施工業者が向いています。

また、待ち時間を快適に過ごせる空間によって他店との差別化を図る場合、施工事例から目指す方向を選ぶことも可能です。

利用者のレビューは、その業者のコミュニケーションの取り方や、仕事の進め方を知るのに良い参考資料となります

実績はとても分かりやすく、コインランドリーの方向性の確認もできるので、施工業者を選ぶ上でとても重要なポイントです。

『内装広場』は業者毎の実績と得意な工事のデータを保有しています
あなたの予算や入居予定建物、イメージなどの情報をもとに適切な会社をご紹介いたします。

相見積

次に紹介したいポイントは、「相見積」を取るか、という点です。

相見積とは、複数社に同時に提案・見積の検討依頼を出し、提出してもらうことを言います。
相見積を取ることによって、業者間に競争原理を働かせることができ、費用の低減効果を得ることができるのです

コインランドリーは開業費用を収益によって取り返して初めて利益を得ることができます。
業者間の競争原理を働かせ、開業費用を低減することは、早い段階で利益を得るための非常に効果的な進め方です。

また、業者によっては見積と一緒に提案内容を提示してくれます。
コインランドリーの内装工事は、開業費用を極力抑えて、快適な空間を実現することが重要です。
複数社の見積と提案内容を照らし合わせ、予算内で実現可能な快適空間を見極められるのは大きなメリットとなります。

『内装広場』では実績ある会社の中から最大3社の提案と見積が届きます
3社から相見積を取ることでより正確な比較検討を行い、魅力的な提案を選ぶことが可能です。

直接施工

最後にご紹介するポイントは、「直接施工」の会社を選定しているか、です。

直接施工とは、契約・工事・お客様対応などを全て自らで行い、下請けの会社に依頼しないスタイルを言います。

下請け会社が増える度にマージン(仲介手数料)が発生するため、不必要な費用が嵩んでいきます。
コインランドリーの開業費用を極力抑えるため、無駄な費用となるマージンは無いに越したことはありません。

直接施工の場合は下請け会社が入ることはないので、不必要なマージンが嵩むことはありません

直接施工は開業費用を抑える上でとてもメリットの大きい形態です。

『内装広場』は直接施工の業者を選定して提案・見積を提示いたします。
「直接施工の会社」の「3社相見積」により、無駄なコストを徹底排除し、開業費用を抑えてコインランドリーを実現することができます。

物件選びのサポート

内装工事業者の中には物件選びからサポートしてくれる業者もあります。
コインランドリーで収益を上げるためには立地条件が最も重要な要素となるので、物件選びからサポートしてくれるのは非常に大きなメリットです。

物件選びからサポートしてもらうことでその後の計画の相談もしやすく、スムーズに進めることができます。
ぜひ、物件選びもサポートしてくれる内装工事業者を利用しましょう。

『内装広場』は物件選びからお客様をサポートいたします。
無料相談から対応できますので、ぜひお気軽にお声掛けください。

コインランドリーを成功させるためのポイント

コインランドリーは人気の高い投資・副業ですが、実は失敗例も多いのが実情です。
ここではコインランドリーを成功させ、利益を得るためのポイントを解説いたします。

コインランドリーの収支計画

最も気になるコインランドリーの収支計画について見ていきましょう。

あくまでも想定に基づく収支計画となりますので、家賃、洗濯機・乾燥機の数、立地条件によって見込まれる回転率からしっかりと収支計画を行いましょう。

以下の想定は家賃を見込んでいますが、家賃が必要ない場合は収支計画がとても楽になります。

小型店舗

小型店舗の場合、利益が出始めるのは開店から6年後程度となります。

開業費用を2,000万円と想定します。
毎月見込まれる売上は70万円程度を想定します。

ランニングコストとしては以下を想定し、合計で40万円程度です。
・水道光熱費    : 15万円
・人件費      : 5万円
・サポート費    : 4万円
・雑費(洗剤など) : 1万円
・家賃       : 15万円

毎月の収支は30万円となり、2,000万円を回収するには6年程度かかることになります。

大型店舗

大型店舗の場合、利益が出始めるのは開店から4年後程度となります。

開業費用を3,000万円と想定します。
毎月見込まれる売上は130万円程度を想定します。

ランニングコストとしては以下を想定し、合計で65万円程度です。
・水道光熱費    : 25万円
・人件費      : 6万円
・サポート費    : 7万円
・雑費(洗剤など) : 2万円
・家賃       : 25万円

毎月の収支は65万円となり、3,000万円を回収するには4年程度かかることになります。

地域の需要を見極める

コインランドリーは薄利多売のビジネスなので、需要の高い地域の好条件な立地に設置し、高い回転率を維持することが重要です。

コインランドリーを開業する前に必ず需要調査を行い、回転率の見込みを見誤らないように注意しましょう。
見込んだ回転率を維持できないことはコインランドリーで収益を上げる上で致命的なミスとなります。

新規顧客獲得のためのセール

新規顧客獲得のためのセールは惜しまず行うようにしましょう。
セールを行わず、初めて来店する動機を与えないと、近隣のコインランドリーを利用している顧客に利用してもらうことができないからです。

オープニングセールや、季節の変わり目のセールなど、適切なタイミングでセールを行い、新規顧客の獲得に努めましょう。

清掃員を雇って清潔感を保つ

清掃員を雇って清潔感を保つことが重要です。
清潔感を保つことは洗濯を行うコインランドリーの必須条件であり、清潔感がないとリピーターを獲得することができません。

清掃員を雇うにはランニングコストがかかりますが、床に埃が溜まっていては、また次の機会に利用してもらえることはないでしょう。

小型店舗は自分で清掃を行うことで経費を削減することもできますが、基本的には外注で対応するのがオススメです。

トラブル対応を外注化

トラブル対応は外注化しましょう。
トラブル対応を自分で行おうとすると日常生活に支障が出やすいですし、十分な対応ができないと顧客の不満足に繋がり、リピーターを獲得できないからです。

コインランドリーは機械の故障や、機械の操作方法の問い合わせなど、トラブルが発生します。
トラブル対応は外注化することで時間に関わらず十分な対応をしてもらえるので、活用するようにしましょう。

回転率を維持するための工夫

洗濯機や乾燥機の回転率を維持するための工夫があると、収益が伸びやすいです。
逆に、洗濯が終わった洗濯物が長時間放置されている状態では、顧客の来店があっても収益に繋がりません。

最近はアプリでポイント制のサービスを提供し、洗濯・乾燥が終わってから10分以内に回収すればポイント付与などのシステムを作ることで、回転率を上げるケースもあります。

回転率を上げる工夫によって収益を伸ばしましょう。

他店との差別化

他店との差別化新規顧客、リピーターの獲得に重要な要素です。
コインランドリーは人気の投資・副業なだけあってライバル店も多いため、差別化を図ることで集客に繋げることができます。

差別化の例としては以下のようなものがあります。
・待ち時間を快適に過ごせる空間
・子供を遊ばせるスペースがある
・カフェが併設されている
・アルカリイオン水を使用し、洗浄力が高い
・布団、運動靴、ペット用品などを洗濯・乾燥できる

ライバル店の調査を行い、しっかりとした差別化を図ることで顧客の獲得に繋げましょう。

節税制度を十分に活用する

コインランドリーは節税効果の高いビジネスです。
本業の売り上げから洗濯機などの機器を購入し、経費として計上することができれば、本来売り上げにかかるはずだった税金を削減することができます。

その場合に、中小企業経営強化税制や、中小企業等経営強化法に基づく特例などを活用することにより、更に節税効果を得ることができます。
制度は時期によって異なりますので、必ず事前に調べて十分に活用するようにしましょう。

コインランドリーの開業における資金の調達方法は?

コインランドリーを開業するためには、小規模な店舗でもおおよそ2000万円程度の費用がかかります。
すぐにでも開業したいと考えていても、資金面にゆとりが無く踏みとどまってしまう方も少なくないでしょう。

では、資金にゆとりを持ちたい場合は、どのような方法があるのでしょうか?
ここからは、コインランドリーの開業における資金調達方法について解説していきます。

金融機関から融資を受ける

コインランドリーの内装工事における資金調達をしたい場合は、金融機関からの融資を検討してみましょう。

初めての開業を行う際は、公庫からの融資がオススメです。
公庫とは国が出資して運営している公的な金融機関であり、比較的審査が通りやすいという特徴があります。
金利も民間の金融機関より低い傾向があるので、負担を抑えて融資を受けることができます。

注意点として、公庫からの融資は通過しやすいとはいえ、必ずしも受けられるわけではありません。
返済できる可能性が低いとみなされると、審査に落ちることもあるでしょう。

審査に通過できる可能性を高めるには、具体的な事業計画を設けることがポイントです。
熱意が伝わるような事業計画を設けられるように、事前の準備を進めておきましょう。

補助金を活用する

コインランドリーの内装工事では、条件を満たすことで申請できる補助金が複数あります。
ホームページを確認して、工事希望時期に申請できるかをチェックしておきましょう。
例として、コインランドリーの内装工事では以下の補助金を活用することができます。

  • ものづくり補助金
  • 事業再構築補助金

ものづくり補助金

ものづくり補助金とは、今後直面する働き方改革などの制度変更に対応するために設けられた補助金です。
生産プロセスの改善などによる、生産性向上を目的とした設備投資の資金が支援対象に含まれています。
開業時に申請することはできませんが、すでにコインランドリーを経営していて、新たに内装工事を行う際には確認してみましょう。

一般型の場合、最大で1000万円まで補助を受けることができます。

参考:ものづくり補助事業公式ホームページ 公募要項

事業再構築補助金

事業再構築補助金とは、コロナ禍によって収益が低下した企業を対象として支援を行う補助金です。
コロナ禍への対応を目的として事業再構築を図る際には、この補助金を申請することができます。
例として、飲食店の経営をしているオーナーが、業種転換で新たにコインランドリーを始める場合などであれば申請できるでしょう。

補助額は従業員数によって異なり、通常枠では100~6000万円の支援を受けられます。

参考:中小企業庁 事業再構築補助金

まとめ

コインランドリーの内装工事や収支計画のポイント、いかがだったでしょうか。
記事のポイントをまとめます。

・開業費用は2,000~3,000万円程度
・内装工事のポイントは費用を抑え快適な空間を実現すること
・物件選びのポイントは物件の種類よりも立地条件
・施工業者を選ぶときのポイントは、実績相見積直接施工物件選びのサポート
・コインランドリー成功のポイントは、事前の収支計画顧客の獲得機器の回転率の維持

上記のポイントを押さえて利益を生み出すコインランドリーを実現しましょう。

内装施工業者は様々なノウハウ、テクニックを持っており、立地の選定からサポートしてくれる場合もあります。
適切な立地で素敵なコインランドリーを実現するため、必ず力になります。

ぜひ、利益を生み出すコインランドリー実現のため、一番の施工業者を見つけ出してください。

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