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マッサージ店を開業する場合の内装工事箇所と費用を紹介!

更新日:2024.01.23

みなさんは、マッサージ店の開業を検討されたことはありますでしょうか。

エステの要素が強いマッサージ店であれば、自身が美しくあることを熱望してこられるお客さんも多いでしょう。マッサージ店に求める要素としては、美しくなれることも当然ですが、日常の疲れを癒すことを目的として来られるお客さんも多くなっています。

本記事では、マッサージ店を開業するにあたっての注意するポイントや各種費用などについてご説明したいと思います。

目次

マッサージ店における内装工事を成功させるために抑えるポイント

昨今において、美容とはブームの1つであると言っても過言ではないでしょう。

そのような背景がありますので、新たにマッサージ店を開業しようと考えている人は多くなっているのではないでしょうか。

開業を考えている人が多い理由に、マッサージ店の開業にあたっては資格及び免許が不必要であることから開業するにあたっての敷居の低さが挙げられます。

マッサージ店の開業が容易であることから、新規出店される店舗数は増加傾向にあり、お客さんが集まるお店とそうでないお店と人気が極めて別れやすい構造となっていることも否めません。

お客さんが多く集まって人気を博すようなお店とするためには、やはり内装が他の店舗と差別化されていることが極めて重要であると言えます。

ここでは、マッサージ店の内装工事を成功させるためのポイントについてご説明したいと思います。

コンセプトについて

お客さんに人気の出る魅力的なマッサージ店とするためには、お店のコンセプトを適切に抑える必要があります。

コンセプトが明確でないと、ターゲットとするお客さんがどこにあるのかふらついてしまいます。コンセプトを明確化することによって、ターゲットとして設定するお客さんがはっきりとしますので、そこからお客さんが喜ぶサービス内容・料金・内装の仕上げなどを決定していくのです。

コンセプトを主軸に据えた空間創出は一貫性が取られていることから、人気のあるマッサージ店へと昇華させるための近道であると言えるでしょう。

コンセプトを明確に決定させた後は、コンセプトに基づいた内装のデザインを具体的に考えて行くようにしましょう。

具体的な事例を挙げると、自然派及びオーガニック化粧品を採用しているマッサージ店をコンセプトに据えるとします。

具体的なコンセプト内容は、ナチュラリストとして設定するのであれば店内のデザインについてもナチュラルを肌で感じ取れる空間としなければなりません。極端な失敗事例ですが、ナチュラリストをコンセプトとしているにも関わらず店内の内装をブラックライトの照明と蛍光塗料を多用に使用した内装をなどを採用すると、完全にコンセプトから外れた内装となってしまいます。

ナチュラリストをコンセプトとしているのであれば、プロバンス風を彷彿とさせる内装のデザインなどが良いでしょう。

白をベースにした壁紙に対してレンガなどを散逸させることによって、柔らかな照度を確保する照明灯・自然由来のフローリング・天然性の高い材木を使用したインテリア・自然派及びオーガニック化粧品をお客さんに提供することによって、コンセプトに合致した内装に関するデザインの統一が図られます内装デザインでは、マッサージ店を開業するにあたって、最も重要である要素となっているのです。

内装デザインについて

お客さんが納得する内装に関するデザインとは、日常的には味わうことのできない非日常的空間として特別な空間であることを望んでいます。

マッサージのポイントである、体の美しさを保つこと及び心に癒しを与えることが最も大切な要素です。それらを同一空間で体感できる空間だからこそ、リピートして行きたくなるのです。

では、具体的にお客さんが納得する内装に関するデザインとは、どのようなものなのでしょうか。

ここからは、具体的な事例を挙げたいと思います。

清潔感

白をベースとした壁紙に対して、爽やかなブルー系の発色を散逸し、とある場所に照明をスポットライトとして優しい光りを投げかけます。

飾り要素の高いタイルをデザインチックに並べてアクセントを出すことによって清潔感ある空間を創出できます。

ゴージャス

非日常空間を創出するにあたってゴージャス感は非常に大切です。

赤やゴールドをベースとした統一感のある空間を創出します。イメージはバロック調などが良いでしょう。インテリアとしては、アンティークな家財を並列させてカーブがキレイな小物及び飾りキャンドルなどを設置するのです。照明灯としてシャンデリアを採用することによって、さらにゴージャス感を演出しましょう。

リフレッシュ

マッサージ店に訪れるお客さんは、日常的に蓄積された疲れを癒したいと考えています。

自然由来の素材をふんだんに使用した内装に関するデザインでは、空間創出に一役買うためのヒーリング音楽を店内にBGMとして流しましょう。ラベンダーやローズなどのリラックス効果の高いアロマなども使用することによって、より一層疲れを癒す空間を創出することができます。

アジアンテイスト

マッサージ店では、日本に居ながらにしてリゾート気分を味わえるような良い意味で異空間を創出することが大切です。

モルディブなどを連想させるような高級アジアリゾートなどをテイストとした内装に関するデザインは非常におすすめです。非日常的な空間を創出することによって、深度の深いリラックス効果を付与することができます。

木製の彫刻が施されているウッドパネルであったり天然由来の素材で製作されたカゴ及びバスケットを並べることによって、インテリアとしてはバリ家財で統一されてはどうでしょう。キレイな刺繍があしらわれたバティックをアクセント効果的に採用しましょう。一段と高いリゾート感をさらに演出することが可能となります。

また、より希望に近い店舗デザインに仕上げたい方は、複数の施工業者に見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。業者を比較して検討することで、自分自身にマッチする施工業者を見つけることもできるでしょう。

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マッサージ店における内装工事の費用について

お客さんから人気のあるマッサージ店とするためには、上述したポイントを的確に抑える必要があります。

それでは、マッサージ店の内装に関する工事に要する費用はどの程度必要なのでしょうか。内装に採用する部材によっても費用は大きく変わりますし、施工の方法などによっても変動します。

ここからは、具体的なマッサージ店に関する内装工事の費用相場についてご説明したいと思います。

費用別グレードについて

マッサージ店の内装に関する工事の費用については、内装デザイン及び採用する部材のグレードによって大きく異なります。

概算金額をつかむためには、坪単価を知ることが重要であると言えます。坪単価とは、言葉のとおり1坪(3.30579㎡)あたりに要する内装に関する工事を行うための費用となっています。

マッサージ店では、坪単価に換算1坪20万円からとなっています。最低これだけはかかりますので、20坪の敷地面積であれば約400万円程度の予算が必要となって来るのです。ご紹介したのはあくまで「最低」ですので、グレードの高い内装にこだわるのであれば1坪当たり40~60万円程度の坪単価が必要となることをご理解頂きたいと思います。

坪単価20万円程度の内装工事について

とはいえ、限られた予算でマッサージ店の内装工事を行わなければならない人がほとんどであると思われますので、ここでは坪単価20万円程度でデザインの品質を確保するポイントをご紹介したいと思います。

それは、デザインを徹底的に追及する部分とそれほどデザインにこだわらなずシンプルにする部分とを明確に分けることによって、メリハリをつけることが大切なのです。

そうすることによって、費用をかけていないからといってみすぼらしくなることはなく、予算をある程度抑えながら内装の品質を高めることができます。擬態的な事例を挙げると、壁の装飾はあまりこだわらずシンプルな素材とします。

しかし、入ってきたときに人の目に留まりやすく印象に残りやすい天井部分の照明には力を入れてシャンデリアにするといった内装にします。そうすることによって、適度に煌びやかさを演出することができるのです。

なお、マッサージ店における内装に関する工事の相場は上述したように坪単価20万円からとなっています。しかし、設備に関連する諸費用が必要とならない居抜き物件を探すことによって坪単価を10万円からとすることも可能ですので、予算の捻出に困っておられる方は採用を検討されても良いのではないでしょうか。

坪単価30万円程度の内装工事について

予算の確保がある程度できるという人は、マッサージ店としての性質を考慮して内装にこだわって頂きたいと思います。

ここでは坪単価30万円程度でデザインの品質を確保するポイントをご紹介したいと思います。

高級感が漂う内装にするためには、店内の装飾に力を入れることが重要です。

具体的な事例を挙げると、エントランスに設置しする扉に煌びやかな装飾を設置しましょう。また、全体ではなくても良いので1部分だけでも高額なガラスを採用することOよって、より一層高級感を漂わせることができます。

壁及び床の仕上げには、意匠をこらせたタイルを採用することによって内装全体に関してグレードの高い空間創出が可能となります。待合室も気持ちよく使ってもらうため広めに設置スペースを確保し、白などを基調とした清潔感と開放感を併せ持ったデザインとすることも良いでしょう。

採用する床材はウッド調のフローリングとし、天井部分についても仕上げ工事を行うことによってコンクリートの打ちっぱなしとするのではなく、細部に至るまでごたわりを見せるようにしてください。

坪単価30万円程度の予算を確保できるのであれば、上述したようなグレードの高い内装とすることが可能となります。

まとめ

ここまで、マッサージ店を開業するにあたっての注意するポイントや各種費用などについてご説明させていただました。

今後、マッサージ店の開業を検討されておられる方にとって少しでも本記事がお役に立てたのであれば幸いです。