オフィスドアの各メーカーを徹底比較！製品の特徴まで徹底解説！

オフィスやデパートなど商業ビルに使用されているドアですが、どんなメーカーや製品があるのでしょうか？
スチールドアやガラス入りのステンレス製ドア、自動ドアから防火ドアまで、さまざまなドアが存在します。
オフィスのドアは、来客者にも見られる大事な建具です。
オフィスの顔として重要なエントランスのドアも、入り口として企業の印象を左右します。

オフィス内のドアの種類も多種多様で、一般的にオフィスでよく見かけるタイプのフラッシュドアやガラスの入ったスリットドアなどがあります。
セキュリティが必要な部屋や防音が必要な場所、逆に中が見えるようにしたいなど用途や目的に合ったドアを選ぶことが必要です。
この記事では、オフィスによく使われているドアのメーカーの特長と、製品の紹介をしながら各社の違いを徹底解説します。

オフィスドアの有名メーカーを紹介

オフィスドアと一括りにしても、オフィス向けのオシャレな木製ドアを販売しているメーカーもあれば、オフィスやデパートなど商業ビルに欠かせない一般スチールドアや防火ドアなどを扱っているところとさまざまです。
ガラス張りのオフィスでは、ミーティングルームもステンレス枠に全面ガラスのドアが設置されていて、スケルトンなイメージを演出しているオシャレなオフィスもあります。
そこで、オフィスドアを販売しているメーカーの中でも有名な7社のメーカーをご紹介します。

コマニー株式会社の特長

メーカーについて説明

オフィスでは、パーティションやドア、クリーンルームなど手掛けていて全国展開しているメーカーです。
1961年にキャビネットメーカーとして創業、パーティション専業メーカーとして半世紀、業界のリーディングカンパニーとして発展してきたメーカーです。

製品の紹介

「訪れる人を魅了する、高意匠オフィス向けドア」をキャッチフレーズに木製オフィスドアを打ち出しています。
シャープでスタイリッシュなデザインにこだわり、ガラスが縦に入ったスルーガラスドアは7タイプのドアパネルバリエーションで12種類の木目柄があります。
標準のロックから電気錠に変更可能でセキュリティ面を強化しています。
また、表面材には、木目柄のオレフィンシート（F☆☆☆☆等級品、不燃材料の個別認定品）を採用されシックハウス症候群の健康問題や、防火対策も万全な製品です。
落ち着いた雰囲気の品格のあるイメージのオフィスに適しています。

三和シャッター工業株式会社の特長

メーカーについて説明

1956年前身である三和シャッター製作所設立、1963年に各社統合の末、三和シャッター工業株式会社と企業名が改められました。
防火シャッターやパイプシャッターを主力に、防火ドアや重量ドアなどさまざまな製品を扱っているメーカーです。

製品の紹介

オフィスやホテルのスチールドアやガラス入りのステンレスドアなどオフィスビルの玄関口にも採用されています。
耐熱合わせガラス入りのステンレス製ドアは、両開きドアや自動ドアがあり、熱衝撃に強い耐熱ガラスの採用で火災時にも安心です。
その他、オフィスを仕切るパーティションもスチール製、アルミ製、ガラス製とさまざまな素材の製品があり素材にとらわれず、さまざまな用途に使えるドアを作る技術に優れています。オフィスのトイレブースもポピュラーな開き戸から、スライド式の曲面ドアなどおしゃれで機能性のある工夫された製品があります。
安全性と機能性を重視した優れた製品があり、バリエーションも豊富です。

BXルーテル株式会社の特長

メーカーについて説明

1967年に谷六曲鈑工業所として設立され、シャーリング加工折曲加工を主に金属加工業として発足しました。
オフィスや工場、病院や福祉施設、商業施設など用途に合わせた選択ができるドアや、開口部建材を主力に展開しているメーカーです。
文化シャッターグループで信頼性も高く、大阪本社のショールームでは、製品を直接触れられるようにとあらゆる種類のドアを常時40点あまり展示しているので、現物を確認することが可能です。
生産拠点も全国に3カ所の工場があり、一貫した品質管理のもとで安定した製品を製造しています。

製品の紹介

オフィスドアでは、軽量スチールドアが主流でハニカムコア芯材に亜鉛メッキ鋼板を張り合わせた構造のため、軽量でありながら堅牢な製品です。
バリエーションも多く、片開き、親子開き、両開きの各ドアタイプにガラリ、スリット、窓付きなどがあります。
また、耐熱強化ガラス入り特定防火設備として、延焼を食い止める高い防火性能を持ったエリファイトクリアは、国土交通省認定を取得しており安心で安全な製品です。

文化シャッター株式会社の特長

メーカーについて説明

1955年創業で、各種シャッター、住宅建材、ビル用建材の製造販売のメーカーです。
多様化が進む現代都市において、オフィスや商業ビルに求められる機能性や快適性を重視することや、デザイン性やファッション性の向上を実現させるため、製品のバリエーションは多岐にわたっています。

製品の紹介

オフィスドアでは、国土交通省認定の遮煙防火設備タイプや会議室などに使われる遮音性と気密性を兼ね備えた遮音タイプがあります。
また、ホテルのドアにも使用されている遮音性のあるドアは、コーディネートしやすいシンプルなデザインでカラーバリエーションも豊富にあります。
オフィスの標準スチールドアは、表面材に板厚1.6mmの溶融亜鉛メッキ鋼板を使用した一般的な内部・外部ドアです。
フラッシュ、窓付き、ガラリ付、框タイプなど幅広いタイプに対応しています。
スチールドアSKDは、接着工法（ドア枠無溶接工法）を用いた文化シャッターオリジナルドアで、ドア枠の施工時に溶接を行わず金具で壁に取り付ける工法で、取り付け時の施工がスムーズです。
標準のオフィスドアから防火ドア、遮音タイプまで幅広いラインアップが揃っています。

東洋シャッター株式会社の特長

メーカーについて説明

1955年設立で、各種シャッター、建築用建具、建材の製造販売のメーカーです。
防炎・防犯機器の製造販売、建築、設備工事の設計・監理・請負施工や電気設備工事の他、さまざまな分野で多岐にわたる事業展開をしています。

製品の紹介

オフィスのドアでは、使いやすさなど機能性のほかに、環境と調和するシンプルで身近なデザインと、頻繁な使用に対応するクオリティーが求められます。
軽量スチールドアはこれらの要素をクリアした間仕切りとしても活用度の高いドアです。
オフィスや会議室、ロッカールームやトイレのドアまでデザインも統一できる製品で快適で機能的な空間作りをサポートしてくれます。
軽量スチールドアの仕様は、芯材が水酸化アルミニウム無機シートコアを使用することにより特定防火設備としての基準を満たし、表面材は溶融亜鉛メッキ鋼板が使用され軽量で使いやすいオフィス向きのドアです。

田中サッシュ工業株式会社の特長

メーカーについて説明

1920年創業以来、スチール家具製造事業で、ビルや住宅に安全で快適な居住環境を創造し続ける100年の歴史あるメーカーです。
スチールドアの専門メーカーとして、高度な技術と最先端の研究と開発力でお客様のニーズにこたえてきた信頼できるメーカーです。
また、建物ごとに条件が異なる場合などは、オーダーで1本からでも製作してくれます。
経験と技術、良心的なメーカーだからこそ100年の歴史があるのでしょう。

製品の紹介

オフィスのドアでは、重量鋼製ドアから軽量ドア、防火ドアや気密ドアまでオフィスの用途に応じて対応できるラインアップがあります。
ガラス入り防火戸や遮煙防火戸などの安全性重視のドアも引き戸、開き戸、折りたたみ戸
などタイプも豊富です。
他には、防音ドアも様々な製品があり、スタジオや劇場などにも使用されている製品もあります。
標準のオフィスドアから、災害時にも対応できる防火ドアや会議室などに適している防音ドアまでバリエーションも豊富です。

NABCOの特長

メーカーについて説明

1957年大阪ドアーエンヂン株式会社として創業、日本で最も早く自動ドアを製造販売した国内シェアNo.1の自動ドアメーカーです。
オフィスビルや店舗の汎用自動ドアにもマイクロコンピューター制御機能を内蔵した高性能自動ドアを実現化し、先端技術を結集した自動ドア用センサーに至るまで一貫した自動ドアのシステム開発を行っています。

製品の紹介

自動ドアにもさまざまなバリエーションがあります。
通常のスライド引き戸自動ドアがあり、1.3倍広く開口が開く二重引き戸、通常の2倍に全面開放するワイドオープンドアなどラインアップも豊富です。
また、特殊なところでは円形の自動ドアもあり個性的で高級感と存在感があります。
自動ドアを設置するのであれば、信頼と実績のあるNo.1メーカーです。

オフィスドア各メーカーの違いを紹介！

オフィスドアの各メーカーの違いを上記の解説をもとに、それぞれ表にしています。
オフィスに合った製品はどこのメーカーなのか比較の参考に活用しましょう。

オフィスドア各社の特長比較

各メーカー共に、オフィスドアのラインアップが揃っています。
それぞれのドアのタイプにも対応しており、オフィスの環境に合ったバリエーションも豊富です。

まとめ

オフィスドアのメーカーについて各社の特長と製品を解説してきました。
スチールドアからガラス入りのステンレス製ドア、木製ドアや自動ドアまで、さまざまなオフィスドアがあります。
各社メーカーは、得意分野を生かした製品作りで豊富なバリエーションを取り揃えています。
オフィスのイメージやコンセプトに応じて、どのメーカーの製品がオフィスに適しているかを比較し選択することが重要です。