プライベートサロンの内装演出のポイント 物件選びや工事などの注意点も解説
更新日:2024.02.29
プライベートな空間でお客さんに上質な時間を提供できるプライベートサロン。
自分の時間との両立がしやすいことからも、副業として始める方もいらっしゃいます。
この記事ではこれからプライベートサロンの開業を考えている方向けに内装という観点から、どうすれば人気のプライベートサロンを作れるか、解説をしていきます。
プライベートサロンとは
自宅サロンとプライベートサロンの違い
自宅サロンとプライベートサロン、サロンという共通点もありますが、違いについてご存じですか?
自宅サロンはその名前の通り、自宅の一部をサロン仕様として使って経営しているサロンを指します。そのため、居住スペースと仕事場が同じ建物内にあります。
対して、プライベートサロンはマンション一室をテナントとして経営しているため、住居はまた別にあります。
どちらのサロンも1人で経営していることが多く、アットホームな雰囲気が好評です。
プライベートサロンのメリット
プライベートサロンのメリットとして、マンション自体の間取りを生かした内装をデザインすることができるため、内装工事の費用を抑えることができます。また、自宅サロンと比較し、居住スペースが一緒ではない分、生活感を抑えることができるでしょう。独立して自分のお店を初めて構える方にとっては、内装や営業形態などの自分の理想を実現しやすくなります。
施術のための広さも3畳以上あれば十分な場合が多く、限られた空間だからこそ理想の空間を演出しやすいというのもポイントです。
また、利用者のほとんどは「ほかの利用者に会うことない自分だけの安らぎの空間」を求めてきていることが多いです。そんなお客様のニーズに合わせたサロン作りをしていくことでリピーターを増やしていくこともできるかもしれません。
プライベートサロンのデメリット
一方で自宅サロンと比較した時、初期費用が大きくかかってしまうことがデメリットとしてあげられます。
営業をする物件契約料から始まり、商用利用として賃貸を使う場合には貸主への保証金が必要となることが多くあります。保証金の目安として、家賃の3~12カ月分を支払う必要があるため、その分の費用も併せて見積もるようにしておきましょう。物件によっては貸主からの商用利用の許可が下りない場合もあるため、事前の確認も大切です。マンションを借りていることによって、近隣トラブルもないとは言い切れないため注意が必要です。
また、集客率が店舗型のものよりかは見込めないというのも大きなデメリットです。
プライベートサロンの内装づくりはコンセプトが重要
サロンのコンセプト作りは、長く愛されるサロンを作るために重要な要素になります。
今後のサロンの経営方針を固めるためにも、内装作りをするためにもコンセプトをしっかり固めておきましょう。
コンセプトの決め方
そうは言ってもコンセプトの決め方がわからないという方も少なくないでしょう。
ずばり、コンセプトを決める際にはっきりさせておきたい点はどんな経営形態を取りたいか、です。
コンセプトを決めるにあたって陥りがちなのが「テーマ決めと混合してしまう」と言うこと。
テーマ決めは、「テーマカラーを青にした店にしよう」や「かわいいお店にしよう」「落ち着いたお店にしよう」などの「何をしたい」というオーナーの主観が軸となった考え方です。
対してコンセプトは、サービスを主軸とした考え方で「どうやって」の部分になります。サービス内容や価格帯、施術内容も含め、南国風・ラグジュアリーイメージなどのテーマでもコンセプトに含まれます。コンセプトが土台となってその上にテーマがあると考えても良いかもしれません。
そんなコンセプトの決め方ですが、3ステップを踏んで決めていくようにしましょう。
・ターゲット層を決める
・独自の強みを考える
・どんなサービスを提供するか決める
・ターゲット層を決める
多くの人に利用してもらいたいからと言って、すべての人をターゲットに……と欲張ってはいけません。明確にターゲット層を絞ることが非常に大切です。
学生や20代の女性や30代以降のママさん、最近では男性もターゲットとしたサロンも増えてきています。ターゲットにしたい人の具体的な人物像を描けるようにすると良いかもしれません。年齢だけでなく、サービス内容でターゲットを絞ることもできます。
また、これに並行してサロンの営業時間や出店の立地などの計画も立てることが有効でしょう。
・独自の強みを考える
言い方を変えれば、他店との差別化を考えることです。
オーナーの資格の有無や経歴はもちろん強い武器になるでしょう。しかし歴は浅いながらも、夢の独立をした方にとっては悩ましいところになります。その場合、店で使う化粧品や機材にこだわってみてはいかがでしょうか?安全性や最新式のもの、国内産のものお客さんにもこだわりは様々です。ほかの店では扱っていないものを取り入れることで、後々のリピートにつながることもあるかもしれません。
また、内装へのこだわりもここに含まれます。「バリ風内装でプチリゾート気分を味わえる空間にしたい」「SNSへの投稿をしやすい空間にしたい」など、独自の価値を作り出していきましょう。
・どんなサービスを提供するか決める
独自の強みが技術面や知識面であれば、施術内容を明確にしておくと良いでしょう。
それに伴い、価格帯もしっかりと決めておくと良いです。
学生や20代をターゲットとしているのであれば比較的安価な方が好まれやすくなるでしょう。また、昨今の支払方法の変化も考慮し、QRコード決済や電子マネー決済を取り入れるのも良いかもしれません。
30代以降のママさんをターゲットにするのであれば、お子さんが遊べるキッズスペースがあると良いでしょう。お子さんがいらっしゃると外でもなかなか自分の時間をとれなくなってしまうというもの。せっかくなら、お子さんが近くにいながらも自分の時間を満喫していただきたいですよね。完全個室のプライベートサロンだからこそ、ほかのお客さんを気にすることなく、気兼ねなくお子さんと一緒に来られる空間が実現できます。
OL などの働く女性をターゲットにするのであれば、エステであれば肩こりの改善やむくみ解消、ネイルやマツエクであればオフィスに適した華美すぎないものの施術ができるアピールをすると良いかもしれません。
そのターゲットが何を求めているのかを考えたうえで、提供していくサービスについても深堀していきましょう。
2プライベートサロンのデザインポイント
サービス内容が高級志向なものなのに部屋が必要最低限のものしかない、そんな空間だったらどうでしょう?少し拍子抜けしてしまいますよね。
施術内容はもちろん大切ですが、それと同じくらい大切なのが内装です。内装デザインが最もお店の印象を決めるといっても過言ではないでしょう。
プライベートサロンは自宅サロンとは異なり、お店として独立しているため、よりプライベート空間を演出しやすくなります。
ここでは限られた空間で非日常を感じさせるサロンにできるポイント3つをお伝えいたします。
・空間に統一感を持たせよう
家具などを選ぶ時、お店を見ていると、ついついあれこれ目移りしてしまいますよね。
例えば「かわいい雰囲気の内装にしよう」と思っていてもかわいいと思ったものすべて取り入れてしまえばごちゃごちゃとした印象を与えかねません。
ではどうすれば統一感が出るのでしょうか。
そのポイントとなるのが「色」です。
まとまった印象を持たせる空間作りのために、お部屋全体を同じ色で統一するのももちろん良いですが、ここではおしゃれに見せられる工夫をお伝えします。
おしゃれな部屋のためには3色あれば十分なんです!
まずはお店のモチーフとしたい色を1色決めましょう。
若年層に向けたかわいらしい空間にしたいのであれば、パステルカラーなどの明るい色。高級感を持たせたい場合は、明るすぎないシックな色を選ぶと良いでしょう。
基準となる色が決まれば壁や床は白、黒、茶などの無難な色が好ましいです。
モチーフとしたい色とのバランスを考えながら決めていくのが良いでしょう。
壁や床と言った大きな面積を占める部分だからこそ、飽きの来ない色を選択するのが良いです。
次に、アクセントカラーと呼ばれる、空間を引き締める要素を持つ色を選んでいきます。ここでは淡い色ではなく、鮮やかな色を選ぶことでぐっとおしゃれさが引き立ちます。
基本的にアクセントカラーを取り入れるインテリアは小物類が多いため、もし気分を変えたい……となった時には手軽に変えられるのもポイントです。
・広く見えるように工夫しよう
マンションの1室などでどうしても限られたスペースで施術ができる場所を確保しなくてはいけないプライベートサロン。
機材など置くものが多いとて、あんまり物を置きすぎると圧迫感を感じさせる空間になってしまいます。
広く空間を見せるために重要なのはまず、床にまとまった空間を作ることです。
インテリアとしてのチェアを選ぶ場合は脚付きの物を選ぶようにするだけでも空間が広く感じられます。また、圧迫感を軽減させるためなるべく背の高い家具を置かないようにしましょう。腰当たりの高さまでの家具が最も好ましいです。
照明の工夫もまた部屋を広く見せるコツとなります。
部屋の隅が暗くなってしまうことで狭く見えてしまうため、スタンドライトの設置や、部屋全体が明るく見える全体照明が好ましいです。
ただコンセプトによっては大人な落ち着いた空間演出のため部屋を薄暗くしたい倍もあるでしう。
そんなときに使えるのが鏡の活用です。大きな鏡を設置するだけで部屋の奥行きを感じさせることができます。
・清潔感を重視しよう
サロンたるもの清潔感あることが大前提です。
物があふれていると、清潔感よりも生活感を感じてしまいがちです。逆に言ってしまえば、生活感が見えてしまうことでお店としての清潔感が感じにくくなってしまうということです。
マンションの個室を借りているのであれば、キッチンが備え付けでついていることが多いと思いますが、なるべく目につかないように、隠すようにしましょう。
トイレにも気を配り、清潔感が感じられる照明や壁紙にするだけでも細やかな気遣いを感じさせることができ、お客さんからの満足感も得やすくなるでしょう。
インテリア・小物の選び方
サロンにいらっしゃる方の中には、非日常を求めて来店される方もいらっしゃいます。そんな非日常感を特に演出できるのが内装デザインです。
特に選ぶインテリア・小物は内装デザインのテーマにもよりますが、あまり日常生活で見かけないようなものだと特別感を出すことができます。また、ブランドを1本化して揃えるのもまとまりがよく見えて効果的です。
例えば照明デザイン。
ラグジュアリーサロンであれば、シンプルなものより装飾の施された照明のほうが良いでしょう。大人空間を演出したい場合は、部分照明を使ってもいいかもしれません。部分照明の中には壁への反射を利用して水面のような揺らぎを作るライトもあります。コンセプトに合わせて理想の照明を見つけられるようにしましょう。
鏡やドレッサーの設置もかわいらしさの演出だけでなく、女性にはうれしい実用的なインテリアになっているのでおすすめです。
鏡であれば壁掛けのものから立てかけるタイプのものまであるため、場所をとることなくおしゃれな演出ができます。
サロンと言えば安らぎの空間。そんな安らぎの空間を視覚でも嗅覚でも楽しませてくれるのがアロマです。
シンプルな形状のものから、ブーケ型のフレグランスのようなおしゃれなデザインのものもあり、インテリアとしても楽しめます。
アクセントカラーとして使う小物がなかなか見つからない……という方には観葉植物が良いでしょう。
「パキラ」のような大きめの観葉植物が置けない場合は、明るい色の花を活けるだけでも印象が変わってくるのでぜひ試してみてください!
プライベートサロンの内装でありがちな失敗
理想のプライベートサロンが完成したけど、思ったような集客に繋がらない、お客さんがなかなかリピートしてくれない!そんな失敗は避けたいですよね。
ここではそんな失敗を内装の観点から避けるべく「これだけはしておこう3箇条」をお伝えしていきます。
工事可能な物件か確認すべし!
コンセプトに合った内装にしようとすると壁紙張り替える必要であったり、壁紙を替える必要が出てくる場合もありますよね。
中には室内のドアをもっとおしゃれなものに変えたい!なんてこともあるかもしれません。
替えたいからと言ってすぐに行動に移してはいけません!まずは建物の管理規約をしっかり確認しておくことが重要です。手を加えてはいけないとされているなら、現状回帰が可能なアイテムを使うようにしましょう。
また、何のサロンを経営するかによっては必要な設備などの規定や基準が求められている場合もあります。基準を満たした物件か、満たしていない場合は満たす工事が可能な物件か、こちらもしっかり確認して物件選びをするようにしましょう。
DIYをするにしても、知識のない状態でデザインをしたり、壁の張替えをすると失敗してしまう場合もあります。施工業者に1度相談してみることがおおすすめです。
生活感を払拭すべし!
プライベートサロンで完全店舗用のマンションの1室を借りたとしても、元を辿れば本来そこは誰かが住むはずだった場所。
日常を感じさせないようにしたいはずのサロンで、ところどころ家でよく見る光景が目に入ってしまえばちょっと残念ですよね。
先にも言ったキッチンだけでなく玄関にも生活感を感じさせない工夫をしましょう。
従業員の靴は見えないように隠すと良いです。玄関は整頓されたなるべく物を置かない場所にしましょう。
また、従業員が事務作業ができるようなプライベート空間の設置も重要です。事務処理中の書類などが見えてしまうだけでも、一気に生活感や仕事の裏側が出てきてしまうためなるべく隠すようにしましょう。
周辺店舗のリサーチをすべし!
お店を出そうとしている場所の近辺に似たサロンがないかというのは要確認。
もし似た内容のサロンだった場合には、どこで差別化できるかしっかり考えておきましょう。
コンセプトの確立を改めて図るほか、自分だからこその強みとなる施術メニューを設定しておくと良いです。
ただ、ここで価格帯を下げることは極力控えるようにしましょう。運営をするにあたって、施術内容につりあった値段設定で営業していくのが、お客さんのためにもお店のためにも1番です。
プライベートサロンの費用相場と開業までの流れ
プライベートサロン開業のための初期費用は150~200万ほどとされています。
そのうち、内装工事のみの費用相場は1坪当たり20~50万です。
別途でかかってくる物件所得料のほか、営業目的で借りる場合は別途保証金が必要となってきます。
目安で家賃の3~12か月分ほどとなっていることが多いため多めに見積もっておくことが良いでしょう。
資金を調達する
以上のように初期費用だけでも意外とまとまった金額が必要となってきます。
開業にあたって最初に行ったほうが良い資金集め。ここで止まってしまったら夢のプライベートサロン開業の夢が絶たれてしまいます。
そんな時に使える資金の集め方について、以下では開業費用や内装工事費用が足りない場合の対処法についてご紹介いたします。
・公庫や銀行などから融資を受ける
審査を通過することで公庫や銀行から融資を受けることができます。
公庫とは国が出資して設立された公的な金融機関のことです。公庫は銀行と比較すると審査が通りやすいことから、実績のない事業者でも資金調達が可能です。
発生する金利も銀行より抑えめな傾向があるため、融資を受けたいときには最初に公庫へ相談してみると良いでしょう。
一方、銀行は公庫より審査が通りにくく金利が高い傾向がありますが、公庫のように金利の値が決められていません。
信用性が高ければ、低利子で融資を受けられることもあります。付き合いの長い銀行がある場合は一度相談してみましょう。
また、公庫や銀行に融資を受けたい場合は、綿密な事業計画書を策定しておくことが大切です。
事業計画が明確ではない場合は、返済できる目処が立っていないと思われてしまい、融資を受けられないことも考えられます。
審査を通過できる可能性を高めるためにも、具体性の高い事業計画を設けておきましょう。
利用を検討している方は、ホームページで募集期間や補助対象経費などを確認しておきましょう。
・事業再構築補助金
事業再構築補助金とは、新型コロナウイルスの感染拡大によって利益が低下した企業を支援するために設けられた制度です。
この制度を受けるためには、コロナ禍に対応するために事業を再構築する必要があります。
補助率と補助上限額は従業員数などによって決められており、条件をみたすことで100万円から8000万円の支援を受けることができます。
参考:中小企業庁 事業再構築補助金
・小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金とは、商工会議所が管轄する地域にて、事業を営む小規模事業者を支援するために設けられた制度です。
補助の対象は幅広く、内装工事を行うための費用や広告による宣伝費などが該当します。
支援の枠は多数設けられており、通常枠の場合は補助率は3分の2で最大50万円の支援を受けることができます。
参考:日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金
コンセプトを決める
ターゲットを絞り、コンセプトを固めましょう。
自分の強みを生かしてできるコンセプトをしっかりと決められるようにしましょう。
物件を探す
物件を探す際のポイントは2点あります。
・ターゲットとしている層が利用しやすい立地か
・間取りが理想に近いか
です。
内装工事が最低限になってしまい、壁を抜くなどの大掛かりな作業ができない分、なるべく理想の形に近い間取りの部屋を見つけられるようにすると良いでしょう。
機材の導入が必要な場合には、十分な広さが確保できているかも大切なポイントです。
また、立地に関しても女性をターゲットとしているサロンの場合、安心して来られるような治安や防犯面がしっかりしている貸し物件が良いでしょう。加えて、静かなくつろぎの時間をコンセプトにしている場合には、近隣に幼稚園や学校のない、車の通りが盛んでない場所を選ぶと良いでしょう。
内装工事を依頼する
物件が決まったあとは、内装工事を施工業者に依頼しましょう。
施工を依頼するときのポイントは、自身がイメージしているサロンの姿を具体的に伝えることです。
頭の中にあるアイディアを整理して、内装業者との打ち合わせでそれを伝えましょう。言葉で伝えにくいのであれば、店舗イメージをイラストで表現などの方法も有効です。箇条書きにして、要点を伝えるという方法もあります。
また、複数の業者にデザインを依頼することで、より理想に近いネイルサロンを作れる可能性を高めることもできます。
必要な設備やインテリアを用意する
内装工事と並行して、必要な備品・機材集めを進めていきましょう。
サロンに必要な機材のほか、インテリアもここで用意しておくようにしましょう。サービス後に温かいタオルを提供するのであれば、タオルウォーマーなども準備すると良いかもしれません。
理想のサロンのコンセプトに合わせて、適切な備品を集めていきましょう。
必要な手続きを進める
内装工事と備品集めの完了したら、いよいよ開業することができます。開業届を税務署に提出し、集客を始めましょう。施術内容によっては保健所に書類を提出する場合もあるため、要確認です。
オープンと同時に人を集めたいのであれば、事前にチラシやSNSなどを活用して宣伝活動をしておくと良いかもしれません。
プライベートサロンの内装に予算以上にこだわるためには
DIYで自分の作れるものは作ろう
内装工事に費用をかけたくないけど内装にはこだわりたい。そんな時にできるのがDIYの活用です。
DIYに移る際には
・お金をかけるべき項目
・妥協すべき項目
をはっきりさせておくようにしましょう。
DIYの良さとしては実際に販売していないものでも自分で作ることでこだわりの物ができることにありますが、DIYに慣れていない場合にはクオリティーが下がってしまう可能性もあるため注意が必要です。
内装を自分好みにDIYで施工することは可能で、低コストで済みますが、時間と労力を最小限に抑えるのであれば業者に依頼することをおすすめします。
機材はレンタルを使おう
機材を必要とするサロンの場合、低コストでレンタルとして導入が可能になります。
高クオリティーの施術を提供しながらも予算を超過することのないようにしたい場合にはレンタルを視野に入れるのも1つの手かもしれません。
わからないことは施工業者に聞こう
初めての内装工事ともなれば何をどうすればわからないことも多いでしょう。内装デザインもある程度は決まっていても実現できるか不安……そんな時はプロに相談するのが良いでしょう。
また、業者を選ぶ際には相見積をとることで費用の妥当性を確認できます。
相見積とは複数の業者から見積をとることで、複数の見積を比較できるので各項目の費用の妥当性を確認しやすくなります。
内装工事業者を選定するうえで最大の関心ごとは費用です。しかし、防音・防振対策工事などは1社の見積を見ても妥当性を確認できません。複数社の見積を比較することで安心して内装工事業者の選定を行えます。
まとめ
プライベートサロンを開業する際に重要となってくるのはコンセプトです。
コンセプトを基準として物件選びも満足の行く場所を選べるようにしましょう。
内装の費用はあまりかからないとはいえ、コンセプトにこだわれば何かしら替えたほうがいいと自分でも思う箇所が出てくるでしょう。
そんな時DIYももちろん良いのですが、内装デザインや工事内容について専門家からの意見を聞いたほうが良いでしょう。
また、内装工事を依頼する業者が決まっていない方は、内装広場までお気軽にご相談ください。
お客様の希望をもとに、豊富な実績を持つ業者を最大3社までご紹介します。