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ヨガスタジオの内装工事を解説!開業費用やデザインのポイントは?

更新日:2024.01.23

「ヨガスタジオを開きたいけどどれくらい費用がかかるんだろう・・?」
「最高のリラックス空間を実現するためのポイントは・・?」

この記事ではそんな疑問にお答えします!
テナントの賃貸、内装工事、広告、備品など、ヨガスタジオの開業に必要な費用を把握して準備を整えましょう!

また、後半ではヨガスタジオのコンセプトの考え方と、コンセプトを体現するためのデザインのポイントも解説していきます。
コンセプトをうまく生徒に伝えることができれば、生徒の満足に繋がり、生徒の集客に繋がります。

「人の身も心も整えたい」

そんなあなたの優しい夢を叶えるため、“あなただけ”の理想のヨガスタジオを開業し、最高のリラックス空間を実現しましょう♪

目次
・ヨガスタジオ開業に必要な費用
・テナント物件の種類
・ヨガスタジオの内装工事費用
・ヨガスタジオのコンセプト
・内装デザインで押さえるべきポイント
・工事する業者の選び方
・ヨガスタジオの開業における資金調達方法!
・まとめ

ヨガスタジオ開業に必要な費用

さっそくヨガスタジオの開業に必要な費用について解説いたします。
ヨガスタジオの開業に必要な費用の大部分をテナントの工事(内装工事)が占めることになります。

ここでは、内装工事の説明は後の章に譲り、開業に必要な全体の費用を見ていきましょう。

開業費用の内訳

以下がテナントを借りて、「一般的なヨガスタジオ」を新装した場合の開業費用の内訳です。

全体で、750万円程度が目安ということがわかりますね。

ご覧の通り、大部分を内装工事が占めています。
しかし、この内装工事の費用は条件によって大きく変わってきます。

というのも、ヨガスタジオを開業するに当たって、
「”理想的な”ヨガスタジオを作りたい!」
と思いますよね!

ヨガスタジオのコンセプトによって”理想的な”ヨガスタジオを実現するのに必要な費用が大きく変わってくるのです。

『内装広場』は無料のご相談で、3社からの見積と提案を提示いたします。
あなたの”理想的な”ヨガスタジオをぜひ我々に共有していただき、夢の実現現実的な事業計画のサポートをさせてください!

テナント物件の種類

ここで、ヨガスタジオを開業するに当たって検討することになるテナント物件の種類について解説いたします。

「はやく内装工事費用について解説してほしい!」との声もあるかと思いますが、テナント物件の種類が内装工事費用の大きなポイントとなります。

ぜひご覧になって、最適なテナント物件を見つけられるようにしてください。

“理想的な”ヨガスタジオを目指すなら「スケルトン物件」

まずは「スケルトン物件」について解説いたします。

スケルトン物件とは、内装が全て撤去された状態で賃貸に出されている物件を言います。
仕上げの床や壁が取り払われており、コンクリートの床や、鉄骨が剥き出しの状態になった空間のイメージです。

何もない空間に、間取りを計画し、コンセプトに合わせて床・壁をデザインし、備品を配置していく、ということですね。

一から自由にデザインすることができるので、あなたのヨガプログラムで想定する使い方に最適な形、かつ、あなたが目指す最高のリラックス空間を実現することができます。

まさに、”理想的な”ヨガスタジオを完璧な形で実現できるのが、「スケルトン物件」になります。

費用を抑えて開業したいなら「居抜き物件」

次に「居抜き物件」について解説いたします。

居抜き物件とは、テナントの前の使用者が使っていた仕上げの床や壁、備品などを撤去せずに、丸ごと賃貸に出されている物件です。
例えば、ヨガに使うスペースと鏡が残っていれば、自分のコンセプトに合うように壁紙を張り替えるだけでヨガスタジオの準備が整うことになります。

スケルトン物件と比べて工事に必要な設計業務、材料、工期が少なくて済むので、費用が少なくて済むのがメリットです
一方で、間取りが元から決まっている、費用をなるべく抑えるためにはできるだけ残されているモノを使っていくことになる、という制限が出てきます。

あなたのヨガプログラムを想定した使い勝手、理想的な空間づくりをイメージし、どこにこだわり、どこを妥協するのかを慎重に吟味することが重要です

制限が多いので、計画の難易度がとても高くなります。

『内装広場』がご紹介する業者は実績豊富のプロ集団です。
あなたの「こだわり」を伝えていただければ、最適な居抜き物件を見つけることからサポートし、「こだわり」を実現いたします。
無料のご相談からでも、ぜひご連絡ください!

一番お手軽!「自宅ヨガスタジオ」

自宅でヨガスタジオを開業している方も大勢いらっしゃいます。
テナントを借りる必要がないので、必要な費用は最小限となります。

実は、ヨガスタジオは6畳程度のスペースがあれば十分運営することができます。
リビングルームを一つヨガスタジオのスペースとすれば十分ということになります。

ただし、注意点があります。
賃貸物件の場合、物件のオーナーの許可なくヨガスタジオを開業すると賃貸の契約違反となってしまうことがあります。
必ず賃貸の契約について確認し、ヨガスタジオの開業が問題ないことを明確にしてから計画を進めましょう。

また、音や振動で近隣から苦情が出ることもあるので、防音設備などの必要性について必ず専門家に相談しましょう。

以上の点を解決できれば、自宅ヨガスタジオは近隣住民からの信頼も得やすく、親しみやすい存在となれるので、人気があります。

お手軽開業!お手軽運営!地域に根付いたヨガスタジオ♪
そんなヨガスタジオをお望みのあなたには「自宅ヨガスタジオ」がオススメです。

ヨガスタジオの内装工事費用

物件の種類をご説明したところで、いよいよ、ヨガスタジオの内装工事費用について解説していこうと思います。
内装工事費用がヨガスタジオの開業費用の最重要ポイントです。
しっかりとポイントを押さえていきましょう。

スケルトン物件の場合

スケルトン物件の場合、ヨガスタジオの内装工事費用相場は20~30万円/坪です。
一般的なヨガスタジオの広さである20坪を想定すると、400~600万円ということになります。

この相場に、「こだわりポイント」の費用が追加されていきます。
例えば、次のようなこだわりポイントが思い浮かびませんか?

・ヨガに最適な床材
・床暖房システム
・雰囲気を作り出すための照明機器
・ホットヨガなどのスタイルに応じた設備機器
・音響設備

広さや求める質にもよりますが、上記の項目を例とすると、各項目30~100万円程度となります。
こだわりポイントは必ずデザイナー、業者に早い段階で伝え、全体的な費用を把握しながら進めるようにしましょう。

このような投資はお客様の満足度に繋がり、必ず集客効果を生み出します。
開業時に必要なイニシャルコストをどれだけの集客で回収できるのかを事業計画の中で検討し、無理のない計画で”理想的な”ヨガスタジオを実現しましょう。

居抜き物件の場合

居抜き物件の場合、ヨガスタジオの内装工事費用は10万円/坪程度です。
一般的なヨガスタジオの広さである20坪を想定すると、200万円程度になります。

ただし、これは、元の間取りを変えず、残された床や壁の壁紙などの張り替えだけを想定した場合の相場です。
居抜き物件の場合、そのまま使えるモノがケースバイケースで異なり、物件によって必要となる材料・費用に差があります。

更に、スケルトン物件と同じく、こだわりポイントの実装費用が追加となります。

ここで、居抜き物件の注意点です。
床暖房システムは元の床の解体の可否や、床下の実装スペースの有無により、物件によっては実装できない場合がございます。

このように居抜き物件はできることが限られてきますので、候補を見つけたら専門家に相談し、できること費用を把握することが重要です。
費用を抑えながら”理想的な”ヨガスタジオを実現するため、あなたの理想を明確にイメージし、専門家に共有することで理想の実現を目指しましょう!

自宅ヨガスタジオの場合

自宅ヨガスタジオの場合、現状のリビングルームをヨガスペースとして整えれば0円で開業できます。
防音設備壁紙の張り替えを想定した場合、150~200万円程度が必要となります。

大きな音のBGMを想定する場合、近隣への配慮として防音設備を実装するためには100万円程度必要です。
近隣に音漏れで迷惑をかけてしまう可能性がある場合は、防音設備の費用を用意しましょう。

近隣との良好な関係が自宅ヨガスタジオの成功の秘訣ですので、音に関しては専門家に相談しながら慎重に判断するようにしましょう!

雰囲気づくりのために、壁紙の張り替え(50万円程度)を想定しても、150~200万円程度が自宅ヨガスタジオに必要な内装工事費用となります

自宅ヨガスタジオは別途家賃が必要にならず、ランニングコストが抑えられるのも大きな魅力ですね♪

ヨガスタジオのコンセプト

ここからは”理想的な”ヨガスタジオの在り方について考えていきましょう。
ヨガスタジオと一口に言っても様々なコンセプトがあります。

“理想的な”ヨガスタジオの実現のためには、生徒のターゲット層を設定し、ターゲット層の需要を把握し、需要に刺さるコンセプトを用意することが必須です!

この記事をご覧になってヨガスタジオの開業を考えているあなたには、既に思い描くコンセプトがあるかもしれません。

ここでは、人気のコンセプトを2つご紹介いたします。
思い描くコンセプトをもっと具体的にイメージする手助けとなれば幸いです。

明るい白色空間:「健康」、「美しさ」のためのヨガスタジオ

1つ目は明るく白色の照明が採用されたヨガスタジオになります。
空間としては、明るく親しみやすい雰囲気となります。

このタイプのヨガスタジオは誰でも始めやすく、通いやすいことをコンセプトとしていることが多いです。

・「健康」のためにヨガを始めよう!初心者でも歓迎♪
・ヨガを通じて心と身体の「美しさ」を磨きます♪
・ヨガを通じて理想のボディラインを手に入れましょう♪

こんなキャッチフレーズが人気です。

日常で不満を感じやすい「健康」「美しさ」へのアプローチが多く、共感できる人が多そうですよね。
ヨガを始める際の心理的なハードルを低く設定できるのもポイントです。

暗めのオレンジ空間:「自分と向き合う」、「整える」ためのヨガスタジオ


画像出典元:Freepik

2つ目は、暗めの、オレンジ色の照明が採用されたヨガスタジオです。
アジアンテイストな雰囲気や、本格的な雰囲気を演出することができます。

このタイプのヨガスタジオは、ヨガで最も重要な「呼吸」への意識に重きを置いて、自分と向き合い、意識を変えることを促すようなコンセプトが多いです。

・呼吸の意識を変え、「自分と向き合いましょう」
・自分を感じて心と身体を「整えましょう」

こちらのコンセプトでよく見るキャッチフレーズは本格的な印象を受けますね。

本場インドのヨガの思想を伝えたい。

ヨガの呼吸法を実践するためには、集中できる空間の中で、意識を張り巡らせることが必要だ。

という考えをお持ちのあなたにはピッタリなコンセプトとなります。

内装デザインで押さえるべきポイント

次は、ヨガスタジオの内装をデザインしていく上で、押さえるべきポイントを解説していきたいと思います。
内装デザインは生徒に与えるヨガスタジオの印象を決定づける大きな要素となります。

ヨガスタジオとして押さえるべき基本的なポイントと、あなたのコンセプトに応じたポイントをしっかりと把握しましょう!

間取り

まず、ヨガスタジオの間取りについて解説いたします。

ヨガスタジオにはスタジオの他、受付更衣室シャワールームトイレなどが必要になります

ヨガを通じてリラックス効果を得るためには、解放感を感じられるだけの十分な広さのスタジオが必須です。
なので、スタジオの広さを決めてから、残ったスペースで必要諸室を計画していくことになります。

ヨガにおいてはお互いに1~2mの距離を取っていることが一般的ですので、スタジオの広さを決める際の参考としてください。

更衣室やシャワールーム、トイレなどはヨガスタジオの広さや一教室当たりの生徒数によって目安となる広さや数があるので、専門家に相談しながら計画しましょう。

居抜き物件の場合は各諸室の面積の割り振りを変えられないことが多いので、想定する使い方に対して適切かを慎重に判断することが必要です。

物件の全体的な広さは理想的な空間を実現するために妥協できないポイントとなります。

間取り計画の最後に、

「更衣室がどうしても狭くなってお互いの肩がぶつかっちゃう・・・」

というようなことにならないよう、専門家の力を借りながら間取りを計画し、最適な物件を見つけられるようにしましょう。

心も身体もリラックスできる空間づくり

間取りの次は空間づくりです。
リラックスできるヨガ空間のために必要な要素は次のようなものがあります。

・清潔感
・内装材の素材感
・適切な床材
・コンセプトに合った追加要素

清潔感

まず、コンセプトに関わらず、ヨガを通じてリラックスしてもらうためには清潔感が必須です。
窓の外に雑居ビルの汚い外壁が見えたり、エアコンから臭いにおいが漂ってきたらリラックスできないですよね・・・

厳しいもので、何か一つ不潔感を与えてしまうだけで、ヨガスタジオ全体の印象が悪い方向に向かってしまうことがよくあります。
ヨガスタジオの隅々まで気を配り、徹底して清潔感を印象付けられるようにしましょう。

内装材の素材感

内装材の素材感もリラックスできる空間づくりには重要です。
例えば、オーガニック素材の壁紙を使えば、ヨガの雰囲気がより一層演出され、ヨガへの没入感が高まることがイメージできるかと思います。

没入感を高めるのは、ヨガの効果を高めるのに非常に効果的であり、そのためには雰囲気づくりが不可欠です。
観葉植物や、オブジェ、絵画など、家具も含めてトータルコーディネートしていきましょう。

適切な床材

生徒がヨガスタジオにおいて最も触れる機会が多いのが床になります。
体重をかけても痛みを感じず、リラックスできる適切な床材を選定するようにしましょう。

コンセプトに合った追加要素

最後に紹介するのはコンセプトに合った追加要素になります。

例えば、明るい白色の空間で、親しみやすいヨガスタジオのコンセプトを表現したいとします。
その場合は、照明は自然照明もしくは眩しさの少ない直接照明(グレアレス照明)とし、解放感をより強く演出する計画がオススメです。

反対に、暗めのオレンジ色の空間で、本格的なインドヨガの雰囲気を作り出したいとします。
その場合は、照明は間接照明とし、オレンジの灯りがぼんやりと壁や天井に照らし出される演出の方が、より本格的な雰囲気を醸し出せますよね。

これらは一例ですが、ヨガスタジオの内装デザインには、ヨガスタジオのクオリティを高める工夫がたくさんあります。

『内装広場』がご紹介する業者はヨガスタジオの内装デザインの実績を多く持っており、あなたの”理想的なヨガスタジオ”の実現に役立つテクニックを持っています。
中には少ない費用で高いパフォーマンスを発揮するようなテクニックもございます。

無料の相談で、3社の提案と見積を提示いたしますので、各業者の持つノウハウを吟味して選定することが可能です。
お気軽に、ご相談から、お待ちしております!

工事する業者の選び方

ヨガスタジオの内装工事を請け負っている内装工事業者は数多く存在します。
「安かろう悪かろう」な業者から、「懇切丁寧でクオリティ・コストパフォーマンスとも高い」業者まで様々です。

その中であなたに適した内装工事業者を見つけ出すためのポイントを紹介いたします。

実績

一番明快な指標となるのが「実績」です。
実績とは、施工事例や、利用者のレビューのことを言います。

業者によって得意な分野や、苦手な分野があります。
スケルトン物件が得意な業者や、居抜き物件が得意な業者がいます。
施工事例を見るとその業者が得意な分野や、物件の種類、規模がよくわかるのです

また、どうしても専門家と話をする際に、イメージを共有するのが難しいことがありますよね。
そんなときに、施工事例の中であなたの思い描くイメージの事例を見つけておくと、とても話をしやすくなります。

施工事例を見せて、「こんな風にしたいです!」と伝えれば大体のイメージを伝えることができますよね。

新たなアイディアを得るきっかけにもなりますので、施工事例はできるだけ多く見ておくようにしましょう。

利用者のレビューは、その業者のコミュニケーションの取り方や、仕事の進め方を知るのに良い参考資料となります
実際には担当者によって変わってくる部分もありますが、会社の雰囲気を知るためにも目を通しておきましょう。

『内装広場』は業者毎の実績と得意な工事のデータを保有しています
あなたの予算や入居予定建物、イメージなどの情報をもとに適切な会社をご紹介いたします。

相見積

次に紹介したい指標は、「相見積」を取るか、という点です。
相見積とは、複数社に同時に提案・見積の検討依頼を出し、提出してもらうことを言います。

相見積を取ることによって、業者間に競争原理を働かせることができ、費用の低減効果を得ることができるのです

また、複数社からの見積書を受け取ることができるので、見積の内容を比較することができます。
1社の見積書だけを見てもなかなか各項目の費用が妥当なのか判断することは難しいですが、複数社の見積書を見比べることで妥当性を確認することができます。

これにより、見積相場の透明性を担保することができるので、安心ですよね。

提案内容と見積を照らし合わせて、
「このデザインにすればこの項目の費用を抑えらえるのかな」
というような考察もできるようになるのも大きな魅力です。

『内装広場』では実績ある会社の中から最大3社の提案と見積が届きます
3社から相見積を取ることでより正確な比較検討を行い、魅力的な提案を選ぶことが可能です。

直接施工

最後にご紹介する指標は、「直接施工」の会社を選定しているか、です。
直接施工とは、契約・工事・お客様対応などを全て自らで行い、下請けの会社に依頼しないスタイルを言います。

下請け会社が増える度にマージン(仲介手数料)が発生するため、不必要な費用が嵩んでいきます。
同じモノを作るのに、依頼する業者の請負形態のために費用が嵩むのは嫌ですよね・・・

直接施工の場合は下請け会社が入ることはないので、このようなことはございません。
必要なモノに、必要なだけの費用をかけて、最大の成果を得ることができるのです。

また、直接施工は計画を進める上でもメリットがあります。

基本的にあなたが話をする際の窓口は営業担当者となります。
直接施工の業者の営業担当者は自社のノウハウを熟知しているため、打ち合わせ内容がスムーズにデザイナーや工事担当者に伝わります。

下請け会社に任せる場合は、
「対応可能か施工会社に確認します・・・」
というようなやり取りが挟まってしまい、余計に時間がかかってしまいますし、内容がうまく伝わらないこともあります。

直接施工は、費用・スムーズな計画のためにとてもメリットの多いスタイルなのです。

『内装広場』は直接施工の業者を選定して提案・見積を提示いたします。
「直接施工の会社」の「3社相見積」により、無駄なコストを徹底排除し、良好なコミュニケーションを取りながら”理想的な”ヨガスタジオを実現することが可能です。

ヨガスタジオの開業における資金調達方法!

ヨガスタジオの開業には、目安として750万円程度の費用がかかります。
「開業したいと考えているけれど負担が大きい…」と悩んでいる方も少なくないでしょう。

そのような悩みを抱えている方でもご安心ください。
ヨガスタジオの開業では、資金を調達する方法が複数存在します。

ここからは、ヨガスタジオの開業における資金の調達方法を紹介していきます。

公庫による融資を受ける

ヨガスタジオの開業では、審査の条件を満たすことによって、公庫から融資を受けることが可能です。
公庫とは、国が100%出資して運営している公的な金融機関です。
公庫からの融資は、新たに開業をする多くの経営者が資金の調達方法として活用しています。

公庫から受けられる融資の金額は、自己資金と同額程度が目安とされています。
イメージとしては、自己資金を500万円程度用意できた場合は、融資と併せて1000万円程度の開業資金を用意することができます。

融資を受ける際のポイント

公庫からの融資額は、一般的に自己資金と同額が目安です。
ただし、上記の話はあくまでも目安であり、実際には自己資金と同額の融資を受けられない可能性もあるでしょう。

公庫からの融資額は、申請者の経歴といった情報をもとに、総合的な判断の上に決定します。
初めての開業を行う方は、何店舗も経営している人と比較するとどうしても信用性が劣ってしまいます。

上記のような理由から、初めての開業では想定している金額まで融資を受けられないケースが見られます。
信用性が低いと判断されると、最悪の場合融資を受けられないこともあるでしょう。

では、借りられる金額を少しでも高めるためには、どのような対策があるのでしょうか?
公庫からの信用性を高めるポイントは、「想定される利益がわかるような具体的な事業計画を設けること」です。

たとえば、集客方法が不明確であるにも関わらず、一定のペースで利益が増えるような計画書では、第三者から見て信用することができません。
従業員の雇用人数が売上と見合っていなければ、無計画であるとみなされてしまうでしょう。

反対に、集客方法や売上が明確であれば、信用できる経営者だと認識してもらえる可能性は高まります。
返済のスケジュールを具体的に策定しておくことも、より信用性を高める方法として有効です

充分な融資を受けるためにも、準備を入念に行い、熱意が伝わるような計画書を設けましょう。

補助金や助成金を活用してみる

ヨガスタジオの内装工事では、設けられている要項を満たすことによって補助金や助成金を申請することができます。
募集時期・補助上限額・補助率などは種類によって異なるため、あらかじめ調べておきましょう。
また、補助金・助成金の多くは、開業後でないと応募をすることができません。
開業資金は自身で用意しなければいけないケースもあるので、注意が必要です。

ここでは、「小規模事業者持続化補助金」「事業再構築補助金」の2つを紹介していきます。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が経営を見直し持続できる計画を策定する際に、それらを支援するために設けられた補助金です。
小規模事業者とは従業員数が一定以下の法人・個人事業などを指し、ヨガスタジオでは常設する従業員数が5名以下の場合は該当します。

小規模事業者持続化補助金には、申請できる類型が複数あり、それぞれ設けられている要項や補助上限額などが異なります。

通常枠の場合は、補助率は対象経費の3分の2、上限額は50万円です。

対象経費にはネットでの宣伝費やチラシの作成費に加え、店舗の改装費用なども含まれています。

参考:日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金

事業再構築補助金

事業再構築補助金とは、名前通り事業の再構築を補助するために設けられた補助金です。
コロナ禍の影響により利益が低下した中小企業が、環境への適応を理由に事業再編を図る際に、それらの挑戦を支援することを目的としています。
例として、ジムを経営していた事業者が、コロナ禍によってオンライン型のヨガスタジオを始める際などには条件に該当するでしょう。

補助率は従業員数によって異なり、20人以下の場合は通常枠での申請で100~2000万円まで支援を受けられます。

参考:中小企業庁 事業再構築補助金

まとめ

ヨガスタジオの開業に必要なポイント、いかがだったでしょうか。

記事のポイントをまとめてみます。

・開業費用は全体で750万円程度
”理想的な”ヨガスタジオを追及するにはスケルトン物件
費用を抑えて開業したいなら居抜き物件
・内装工事費用はスケルトン物件で20~30万円/坪
コンセプトの明確な方針はヨガスタジオの成功に必須
・内装デザインのポイントは間取り雰囲気づくり
・内装工事業者選びのポイントは実績相見積直接施工

ヨガスタジオの成功の最重要ポイントは、「ターゲットに刺さるコンセプト」「コンセプトに合った雰囲気づくり」です。

内装工事業者は様々なノウハウ、テクニックを持っており、必ずあなたの力になってくれます。

ぜひ、あなたの”理想的な”ヨガスタジオの実現の力になる、一番の業者を見つけ出してください!

「人の身も心も整えたい」

あなたの素敵な夢を叶えましょう♪